2014年01月27日

行間を読む視野


行間を読むって
難しいよね

そんな会話があった

ふっと
昔の話を思い出す

山の学校で育った小学生

夏の想い出話をしている
真っ最中の彼の言葉

「今年は山から猿が下りてきて
 畑の野菜を食べてしまうんです」

ぼそっと発した
彼の言葉が気になった

みんなは
「○○行って楽しかった」
とか
「○○して面白かった」
とか
感想付きの発言なのに
彼だけは感想じゃなかった

実際その行間には
「猿もお腹減ったんだろうな」
でも
「僕の家の畑も野菜が出来ないと
 お父さんが困るって言ってたな」
そんな葛藤が込められていた

なんだか小学生の彼の
動物に対する優しさと
現実に困っている父との
狭間の葛藤を見事に
表現しているように感じた

「今年は山から猿が下りてきて
 畑の野菜を食べてしまうんです」

感想を書かないという表現

行間に込められたメッセージに
どれだけ気付くことが
出来ているのだろうか



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posted by 岡田昌己 at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 気の向くままに・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする